品種 ローリナ種
ローリナ(別名ブルボンポワントゥ)はレユニオン諸島が起源とされる珍しいコーヒーの品種です。
木は矮性でクリスマスツリーのような特徴的な外見をしており、その生豆もまた小さくラグビーボールのような楕円形の変わった形をしています。
その味わいも独特の複雑なフレーバーを有していて、さらに自然の状態で通常の品種よりもカフェインの含有量が低いという特徴まで持っています。しかし木は脆弱で病害虫に弱く、生産性も低いため徐々に栽培を続ける農家は無くなっていき、一時期は絶滅したとまで言われていました。今でもあまり目にすることの少ない非常に希少な品種です。