皆さん、こんばんは、MAKOTOです。
寒さが日に日に増してきてますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日はコーヒーの味の表現の仕方について書こうと思います。
先日カッピングをしていた生徒さんから、
味がうまく取れない、そもそも表現の仕方がわからない!
という意見をお聞きしました。
私も以前、カッピングの際に、その豆の持つ本来の味を表現できずに、よく凹んでいた記憶があります。なぜみんなあんなに表現力があるんだろうと疑問に思ってました。
一つの要因として、コーヒーの味を説明するにあたり、語彙力が少ないことがあげられます。そもそも自分の持っている語彙力が多くないと、味を表現できる幅が狭まってしまいます。
Flavor Wheelという果物や、野菜、チョコレート等を細分化させた表が、WEBサイトですぐに見ることができるので、是非一度じっくり見ることをお勧め致します。何気なく言っているBERRYやSTONE FRUITSという表現も、細かく言うと実は6つに分けられています。バリスタとしてお客様へ様々な味を説明するためにも、これは知識として知っておく必要があります。
他にすぐできることとしては、実際の生活で飲んだり食べたりしている時に、その風味や香りを咀嚼して、味や香りを舌に覚えさせることです。これは習慣にすると、必ず効果が表れます。例えば、メルボルンで人気のシリアル食品のミューズリーは、色々なドライフルーツやナッツが入っているので、舌を鍛えるのにオススメです。他にも普段あまり口にしない果物やナッツの詰め合わせを買ってみたり、紅茶もアールグレイやレディグレイなどの様々な種類を味わいながら飲んでいると、自然と舌が味を記憶して、いざカッピングの時に、「あれ?これどこかで味わったな?」となる瞬間が来ることがあります。始めはあまりピンと来ないかもしれませんが、是非継続してみてください。
千里の道も一歩より。
是非日常の生活から意識して過ごしてみてください!