チャンピオンカフェ

こんにちは、Makotoです!

今日はスペシャリティコーヒー業界に身を置くものとして、どう会社を大きくしていくべきか、そしてどう雇用を生み出していけるかについて、書こうと思います。

 オーストラリアの話になりますが、St.AliOnaコーヒーがなぜ一気に大きくなれたかというと、Education Systemがしっかりしていたからだと思います。簡単に言うと、各ジャンルのチャンピオンが所属しており、そこから技術や知見がトップダウンでチームに反映されていたからに他なりません。

例えばSt.Aliで言うと、私達が初めてコーヒーを飲みに行った2013年、すでに3人のオーストラリアチャンピオンがいました。バリスタチャンピオンにMatt、ラテアートにBen、ブリュワーズにLachlanがおり、チームの底上げをしていたのです。当たり前のように周りのスタッフのコーヒーに対しての意識が高く、とてもプロフェッショナルでした。僕達も彼らから学びたいという思いで、St.Aliのドアを叩き今に至ります。そこからすぐに今やグリーンバイヤーとして有名なLucy、そして焙煎チャンピオンのEddyが入り更に会社は強く大きくなりました。そして晋作もラテアートを制し、St.Aliは「チャンピオンカフェ」と呼ばれるようになりました。

 

同じように、Ona Coffeeには、誰もが知るSasaがおり、SamHughDevinがいることで一気にオーストラリアのスペシャリティコーヒー業界を登り詰めました。今でも全てのジャンルでONA Coffeeは決勝常連のメンバーを育てています。

 

このようにチャンピオンが所属しているカフェや、Education Systemがしっかりしていると、そこで働きたい、学びたい、自分をもっと成長させたい!というメンバーが揃い、自然と会社は大きくなっていきます。そして何よりモチベーションを高く保つことができます。よくバリスタをしている若い方から、給料が低く将来が心配、今後のキャリアが見えないという相談をもらいます。これはとても難しい問題ですが、解決していく道を模索していかない限り、いつまでも状況は変わらないはずです。バリスタという「職業」の地位を作っていくこと、これがコーヒー業界に身を置くものとして重要な使命だと思っております。

 

さて、私達も大会への参加を推奨し、各ジャンルのチャンピオンを随時排出できるよう、Education Systemに得に注力していきたいと思っております。晋作はラテアートはもちろんですが、コーヒーマスターズという全てのスキルが試され、そして対応力が求められるコーヒーマスターズで世界二位を取っております。ブリュワーズ、焙煎、カッピング等すべてのジャンルにもフォーカスしており、常にセミナーやクラスを開催させて頂いております。

 Barista Map Coffee Roastersで、新しい知識、スキルを身に付けたい方、そして日本のコーヒー業界を盛り上げたいという意思をお持ちの方、ご連絡をお待ちしております。一緒に成長していきましょう!!

 

今日も素敵な1日をお過ごしください。

 


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