コーヒーを通して今の私たちにできること

皆さんこんばんは、MAKOTOです。

今日は国連の食料支援機関であるWorld Food Programme(WFP)についてより詳しく説明させてもらいます。

飢餓のない世界を目標に活動するWFPは、毎年約80カ国 1億人に支援をされており、2019年には88か国で9700万人に支援を行われています。また、紛争や自然災害などの緊急時に食料支援を届けるとともに、途上国の地域社会と協力して栄養状態の改善と強い社会づくりにも取り組んでいます。ヘリコプター等でWFPと書かれている食料が投下されているシーンをTVや映画で見たことのある方は多いと思います。より詳しい詳細は、https://ja.wfp.org/をご覧ください。

 

これだけの沢山の支援をされているにも関わらず、世界の9人に1人がいまだに十分な食料を得られない状況で生活しているという統計があり、飢餓と貧困の連鎖を断ち切る闘いを日々続けています。

以前のブログにも触れましたが、2014年に僕たちがWFPを通して台風で被害を受けたフィリピンへ寄付をした際、WFPのサイトに、世界の8人に1人が食料を十分得れていない、と記載があったのをよく覚えています。近年、様々な著名人、芸能人、またプロアスリートの社会貢献もあり、数字だけを見ると少しですが状況は改善してますし、飢餓との闘いへの功績、貢献から、WFPは2020年にノーベル平和賞を受賞しています。

ですが、SDGsの推奨している2030年までに飢餓の無い世界をというのにはほど遠いです。この裕福な日本で生活している自分たちができることは、もっともっと世界で起きている社会問題について意識をすること、そして興味を持つことだと思います。

そこで、私たちBarista Map Coffee Roastersは、この度、WFPのレッドカップキャンペーンへ参加をさせて頂く手続きをしております。レッドカップキャンペーンは、学校給食支援制度のことで、2011年開始以来、累計1,500万人以上の子どもたちに学校給食を届けています。キャンペーン対象商品を購入すると、その売り上げの一部が企業から寄付されるもので、私たちのコーヒー豆やテイクアウトコーヒーの売上の一部をレッドカップキャンペーンへ支援させて頂こうと思っております。 

学校給食はただ、飢餓に直面している子供たちを救うだけでなく、発育を助け、教育の機会を与え、家計を助け、暮らしを守り、途上国ではまだ低い女子の就学率を高め、やがて、自分の夢を持った若者は社会や国の発展の力になります。夢を応援している自分たちにとってぴったりのプロジェクトだと思い、参加を決めました。

一人でも多くの人に世界が抱えている課題に目を向ける、そして興味を持ってもらえるよう、コーヒーを通して自分たちにできることをやっていこうと思っております。詳細はまた後日。それでは今日も素敵な一日を!


投稿順 新着順