コーヒーの品種、カスティージョ(カスティーヨ)について

こんばんは、RYOです!

雨にもかかわらず本日もたくさんのお客様にお越し頂けました!!!

嬉しい限りです^^

明日も皆様のご来店をお待ちしております。

 

 

さて、今週からついに、バリスタマップでもコロンビア エルパライソ農園 ダブルアナエロビック ライチロットがお飲み頂けます!


その香りやフレーバーから一度飲んだら忘れられない、感動と衝撃をうけるほどで、国内外でも人気を博すこのコーヒー。


あまりフォーカスされませんが、このコーヒーは、カスティージョという、コロンビアのコーヒーの約5割を占めるハイブリッド種を使って精製されていることにも驚かされました。


コロンビアのコーヒー研究所(Cenicafe)では、1960年代後半から病害に強い品種の開発を目標として、研究、改良が行われてきました。


病害耐性を持ちつつ、他のハイブリッド種よりも風味の良い豆を目指した改良と選別が続けられるなか、ついに2005年にカスティージョ種が生産用にリリースされました。


カスティージョ種は、カトゥーラ種とティモール・ハイブリッドの人口交配種で、さまざまな気候への順応性や樹木の長い寿命といった、生産者側にも大きなメリットのある品種です。


また、風味特性も良く、長期にわたって病害への耐性を維持できるとされており、品種開発の最大の目的でもあった高い病害耐性を備えています。


さび病など、病害が死活問題となる生産者の方々にとってはとても大きなことですよね。


さらに、親であるカトゥーラ種の矮小種の特性を引き継いでいて、木の高さも低いうえに枝が密集しているため、同じ広さの土地により多くの木を植えることが可能です。


これにより、もともと木一本当たりの収穫量が比較的多いことに加え更に収穫量が増やせるという点も、生産者側のメリットになっているのでと思います。


地球温暖化による2050年問題が懸念されるなか、このカスティージョ種にはさらなる可能性が感じられるのではないでしょうか。


現オーストラリアチャンピオンのヒュー・ケリー氏(ONA COFFEE)も2016年のワールドバリスタチャンピオンシップでコロンビアのカスティージョ種を使用していたのも印象的でした。


カスティージョ種を選んだ理由は、生産者にとって育てやすい品種であり、希少だから特別なわけではなく、生産性に優れ、消費者がより手に取りやすいこの品種で、より多くの人にコーヒーの素晴らしさを知ってほしいということでした。


ヒュー・ケリー氏が使用したカスティージョは、プロセスにとてもこだわったコーヒーで、その風味も素晴らしいものでした。

 

今回僕たちが提供させていただくエルパライソ農園のカスティージョも、良さをさらに引き出すプロセスを研究することで、ダブルアナエロビックファーメンテーションを適用することでマイクロロットのゲイシャ種にも劣らない素晴らしい風味特性がもたらされています。

 

ぜひ飲んでびっくりしにきてください笑

ちなみに、、、プレゼントにぴったりの瓶で販売もしております。

気軽にお尋ねください^^

それではまた明日!

 

 


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