とってもユニークなコーヒーが販売されます!

こんばんわ、MAKOTOです。

最近、Barista MapのInstagramでは映像を使って異なるドリッパーの抽出の仕方やその違いについて説明してますが、とても見やすくて分かりやすい!と好評を頂いております。日々、IGTVやREELSで色々な映像を載せてますので、是非ご覧ください。何か質問があれば気軽にいつでもお問い合わせくださいませ^^

さて、今日は新しいコーヒーの紹介です。皆さんは「ドライ・バイシクル・パルピング」という言葉を聞いたことがありますか?読んで字のごとく、自転車を使って脱穀をする新しい精製方法でグアテマラで開発されました。

 

 

上の写真にある通り、自転車のペダルを漕ぎ、その動力でコーヒーチェリー(コーヒーの実)の果肉と豆を分離させるものです。ご存知の通り、コーヒー豆の精製には、大量の水や電気が必要となります。これは全世界共通です。残念ながら精製に必要な設備も資金もノウハウもない小規模農家たちは、精製の処理が自分たちだけではできない為、安値でしか取引できないコーヒーチェリーのままで売却していることが多いのが現状です。ですがGOOD COFFEE FARMS代表のカルロスさんが「ドライ・バイシクル・パルピング」を開発し、自転車の「動力」だけで、水・燃料・電気を使用しない精製方法を実現されました。

 

 グアテマラのコーヒー農場は、脱穀の作業において大量の水が使用され、その汚水により環境汚染を引き起こしている地域も沢山あるようで、そこに着目したカルロスさんがこの画期的な精製方法を生み出されました。そのパフォーマンスはなんと1台で約17トンのコーヒー豆を処理することができるようです!!基本的には自転車と簡単な機器さえあれば導入できるので、小規模農家への支援にも役立っています。

 

 

ほとんど水を使わない為、通常の水洗式の精製と比べるとコーヒーチェリーの糖分が水で流されず、しっかりと糖分が豆に吸収されるため、コーヒーチェリー本来の甘みを感じることができ、フルーティーな風味にできあがるようです。環境に優しく、小規模農家の方々の支援になり、そしてコーヒーも美味しい。。本当に素晴らしい開発ですね!!

 

あまり考えることは少ないかもしれませんが、農園の背景やいかにしてコーヒーチェリーが作られて、私たちの手元に届いているかを知ることはとても大事なことだと思います!コーヒーに対する感謝の気持ちが芽生えてきますね。このグアテマラの水洗式コーヒーは来週ローンチ予定です!お楽しみに^^

それではまた明日!

 

 


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