カッピングの重要性

こんばんは、MAKOTOです。

今日はカッピングとドリップのクラスを生徒さんに受けて頂きました。コーヒーへの熱意と情熱をすごくお持ちの方で、質問も沢山用意されており、将来有望な生徒様でした!!

クラスではこのコーヒーが「美味しい」「まずい」というのではなく、どうしてこの味になってしまっているのか?というところをカッピングしながら突き詰めております。私たちが最も重要視しているのは、フレーバーではなくバランスです。どんなにフレーバーが良くても、アフターが短かったり、ドライだったり、冷めてきたら苦みが増すのは、コーヒーとしてバランスが崩れていると言わざるをえません。その崩れている要因を、焙煎なのか、抽出テクニックなのか、水なのか、器具もしくはエイジングなのか、ということを論理的に学んで頂きます。

 

 

そしてそのコーヒーの味やバランスを確かめる最も大事な評価基準がカッピングです。この味を評価するカップが取れないと、そもそも判断基準が定まっていないことになります。残念ながらバリスタをしていてもカップが取れない方も多いので、是非皆さんも自宅で練習を兼ねてカッピングをしてみてください!始めは難しいかもしれませんが、少しずつ慣れてくるはずです。

 

 

 

カッピングをする時は手順が大事です。以前のブログでも触れていますが、コーヒー豆を挽いたタイミングで1回、お湯を注いだタイミングで1回、撹拌するタイミングで1回の、合計3回香りを確かめます。ちなみになぜドリップではないの?という質問が多いですが、カッピングは決まった量の豆とお湯で一定時間抽出するので、淹れる人のテクニックによる味の差がなくなり、公正に評価できるからです。ブレイクを終えた後に、カッピングスプーンで空気と一緒に液体を吸い込むように口の中に運ぶことでわかりやすく味や香りを確認できます。是非試してみてくださいね!

それではまた明日!

 

 


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