トレーニングで基礎をしっかり身に付ける

こんばんは、MAKOTOです。

今日は急に暖かい陽気が差し込む1日でしたね。寒い寒い冬ももうすぐ終わり、コーヒー片手に散歩が気持ち良くなるのもまもなくです!緊急事態も終われば経済も動き出し忙しくなるかもしれません。時間のある今、是非日々のトレーニングに勤しんで頂きたいと思います。

 

 

先日エスプレッソのクラスを受けてくださった生徒様ですが、レシピの調整にとても苦戦されておりました。粉の量と、抽出の量を一気に変えてしまったことで、どこをどうすれば良いか混乱してしまっていました。これは経験のあるバリスタの方でもあると思います。納得できる味にすぐにたどり着けず、何度も何度も調整することで、自分の舌もおかしくなってしまいますし、味見すればするほど無駄も多く出てしまいます。経営者目線からすると、ロスを少なくビシッと調整してほしくなるのは言うまでもありませんね。

 

 

以前のブログでも書きましたが、コーヒーを抽出する、ミルクをスチームするというのは、本当に繊細な動作です。ほんの1秒抽出がずれただけで、5~10mlのエスプレッソの誤差が出てしまいます。こうなると全然違う味になってしまうので、お客様に一定のクオリティで提供するのが難しいと判断せざるをえません。そもそも、レシピを合わせる前に、ディストリビューションとタンピングという基礎的な部分をしっかりと習得できていないバリスタの方も多くいます。復習ですがディストリビューションはバスケット内の粉の密度を均一にし、表面をフラットにすること。タンピングはその粉の隙間を無くすよう上から均一に圧力をかけることでしたね。適切なエスプレッソを抽出するのに最も大事なことで、これができない限り、オープンでエスプレッソを調整するポジションにつくことすら難しくなります。

 

 

残念ながらラテアートのクラスやレッスンというのは色々なところで開催されておりますが、このタンピングやディストリビューション、またクリーンネスを保つことを疎かにしてしまっているところが多いのが実情です。素敵なラテアートが出てきているのに味が過抽出や未抽出だったり、BARが乱雑、提供されたカップが汚れていたりするとそれはバリスタとしてコーヒーを提供して良いレベルに達していないことになります。 

私たちのマンツーマンクラス・オンラインクラスでは、生徒様の一つ一つの動作や所作を確認させて頂き、何をどうすればより良いコーヒーを抽出し、お客様へ提供できるようになるかをしっかり教えさせて頂いております。

これからバリスタを目指す方、もしくはバリスタとしてより成長したい方は、是非気軽にお問い合わせください!

それではまた明日!


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