ハンドドリップのレシピについて

皆さん、こんにちは、MAKOTOです。

今日は少し基本に戻って、ハンドドリップのレシピと注ぎ方について書こうと思います!!

皆さんは抽出する時に計りとタイマーを使っていますか?コーヒー豆の重さや、お湯の量、そして時間を計ることで、一定の抽出をしやすくなります。またうまく抽出できなかった場合に、何がいけなかった検証する材料になるので、必ずコーヒー豆と水、そして時間をチェックして抽出してみてください。

 

私たちは基本的に、コーヒー豆とお湯の比率が1:16になるようなレシピを推奨しております。1杯分を抽出するとして、12gのコーヒー豆を使うとするなら200mlのお湯を。2杯分なら、16.5gのコーヒー豆に対して250mlのお湯を使うとバランスよく抽出できます。そして湯温は90度、時間は2分~2分半で落ち切るように挽き目を調整してください。

とても重要なお湯の投入回数ですが、3投に分け、20%⇒20%⇒60%の量のお湯を注いでいきます。1杯分抽出するとして、1投目のお湯を40ml、30秒経過した直後に2投目を40ml、1分経過した時に3投目として120mlというように3回に分けて抽出してみてください。

ポイントとして、1投目の40mlを注いでいる時にコーヒーの粉を全て蒸らすように注ぐことです。ここで粉がしっかりとお湯に触れていない箇所があるとそこが未抽出となり、苦みやえぐみの原因となりえるからです。またお湯を注ぐ時は、10秒で40ml注ぎ、残りの20秒でコーヒーの成分を引き出すイメージで抽出してください。2投目も同じように、10秒で40ml注ぎ、20秒待ちます。最後の120mlは25~30秒程度で注ぐように心掛け、お湯が2分~2分半で落ち切れば私たちの推奨しているレシピ通りの抽出となります。

 

 

もちろん、焙煎度合いや挽き目、軟水、硬水なのかで、レシピは微調整が必要となります。ここの微調整のところを理解するのは簡単なことではありません。その抽出の何が悪かったか、どうすればよりコーヒーの成分を引き出せるかをしっかり理解できるかが重要です。

挽き目を変える、粉の量を変える、水を変える、抽出する速度を変える、温度を変える、投入回数を変えるなど様々な調整方法があり、未抽出や過抽出の修正を間違えて覚えてしまうと、何度も抽出することになり、豆を沢山無駄にしてしまいます。

私たちの開催しているトレーニングでは、抽出を理論的に学ぶことができます。抽出で悩んでいる方や、ドリップの知識の幅を広げたい方、そして未抽出や過抽出の調整を学びたい方、是非お問い合わせください。

 

それでは今日も素敵な1日を!!

 


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