皆さん、おはようございます、MAKOTOです。
昨日、大阪のレコールバンタンさんで催されたBarista Championshipで晋作がジャッジをやらせて頂きました。(※14日間、毎日検温をして熱のなかった生徒さんのみの参加ということで、感染対策がしっかりされた中での開催でした。)
学生の大会といえど、ルールはJBA顔負けの細分化されたものでびっくりしました。ジャッジを実際のお客様と見立てたコミュニケーション能力、アイコンタクトのチェックから始まり、エスプレッソ抽出、スチーム、清潔さ、ミルクの取り分け、温度、味、焙煎度合い、オリジナルのビバレッジなどが一つひとつ項目ごとに分かれており、とても求めれるレベルの高い大会でした。
学生さんもその高いレベルに到達するために沢山練習してきたと分かるパフォーマンスを見せてくれて、とても強いパワーとパッションに満ち溢れておりました。皆さん目が輝いており、将来を嘱望される学生さんたちから、私たちもモチベーションをもらうことができ、大変充実した一日でした。バンタンの皆様、本当にお疲れ様でした!
さて、ここでも分かるように、今は総合力が求められる時代になってます。以前にもブログで何度か書きましたが、ラテアートを綺麗に描いたり、ドリップコーヒーを上手に淹れるだけでは、もうつぶしがきかなくなってきてます。
まず一番大事なのは間違いなくホスピタリティです。お客様目線でしっかり接客できているか、ちゃんとコーヒーの説明をできているか。忙しくても丁寧にサービスできないと、コーヒーが美味しい、まずいに関係なく、お店の印象を落としてしまいます。
他にも焙煎の知識があるか、カッピングで味を取れるか、エイジングを理解しているか、エスプレッソの抽出をちゃんとできているか、ミルクの泡を適切な量で作れているか、取り分けはできるか、ラテアートをある程度描けるか、英語である程度接客できるか、、、挙げていけばキリがないですが、総合的に高い能力をいかに早く身に付け、日々進化しているコーヒー業界に取り残されないようにするか。この総合力と常に学ぶ姿勢こそが、バリスタとして食べていける存在になれるかどうかの大事なポイントだと私たちはクラスでいつも生徒さんに伝えさせて頂いております。
テクノロジーは確かに進化しており、コーヒーの抽出は日に日に簡素化されてきております。しかし、接客をしながらお客様の求めているコーヒーを理解し、それをお客様の好みに合わせて抽出することは機械ではできません。自分のなりたいバリスタ像をよく考え、そこに行き着く為に何をすべきか。よく考えてすぐに実行してみてください。2021年、飛躍の一年にしましょう!!
大好評の福袋、残りがだいぶ少なくなってきました。売り切れ前に是非ご検討ください!
それでは今日も素敵な一日を!