ニュース

オンラインクラスについて

オンラインクラスについて

皆さん、こんばんは、MAKOTOです。 1月も後半に差し掛かりましたね。まだまだ寒い日が続きます、風邪を引かないようお過ごしください!! 最近は大人数で集まってできるセミナーや勉強会が減っている関係からなのか、オンラインクラスについての問い合わせが増えてきております。私たちのクラスは大きく三つに分けることができますが、ミルク&ラテアート、バリスタ、ブリュワーズのどれかを選んで頂き、内容は基本的に生徒様の意向に沿って進めさせて頂いております。     オンラインのセミナーでちゃんと学べるかな?理解できるかな?やったことないから緊張するな、等と不安に思う方がいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。固定できる器具やカメラでよく見えるように映しており、誰にでもわかりやすく説明をさせて頂いております。そして講師の晋作は過去3000人を越える生徒様からクラスを受講して頂いており、その経験から的確にどこをどのように改善すれば良いかのアドバイスをすることができます。以前のブログにも書きましたが、基礎をしっかり身に付けることは本当に大事なことです!     スチームの改善や、ラテアートの向上を目的に受講される方が多いですが、横や縦からのアングルでスチームの回転や攪拌、また注ぎの流量やミルクの流れが画面でしっかりと確認できるので、もしかしたら直接見るよりもわかりやすいかもしれません。 この時期にやりたいことがなかなか思うようにできず、不安に思う方が多いかもしれません。ですがこの状況をポジティブに捉え、是非ご自身への投資の期間にして頂ければと思います!! 何か不明な点がございましたら気軽にお問い合わせください。 それでは今日も素敵な夜を!!!  

続きを読む →


コロンビア エスペランサ農園

コロンビア エスペランサ農園

皆さん、こんばんはMAKOTOです。 ついに、コロンビアの人気農園「エスペランサ」の豆をBarista Map Coffee Roastersで取り扱いを始めました!!     ロベルト・マルティネス氏の栽培しているピンクブルボンの品種は、様々なカフェが取り扱いを始めている人気の生豆です。焙煎したての豆をカッピングしたところ、とてもジューシーで余韻の長いフレーバーでした。トロピカルな味わいに少しチョコレートのような風味があり、最後にグレープフルーツを彷彿させる味わいとなっております。   ロベルトさんは4.5 ヘクタールの大きな農園を家族で所有しており、カトゥーラの木をたくさん栽培されています。 発酵の仕方が少しユニークで、完熟したチェリーを摘み取った後に、ビニール袋に入れてから 1日半ほど発酵させます。その後、高床式のパラボリックと呼ばれるビニールハウスのようなところで3~4週間乾燥させます。通常の天日乾燥と違い温度と湿度をコントロールできるだけでなく、豆の間のスペースから空気を通過させれる為、水分を効率的に飛ばすことができ、短期間で乾燥させることができるようです。一言にナチュラルといっても農園独自の様々な方法がありますね!   エチオピアのKAYON MOUNTAINとお得なSETもあります!是非お試しくださいませ!  

続きを読む →


エチオピアの品種 74110/74112

エチオピアの品種 74110/74112

皆さん、こんにちはMAKOTOです。 先日、久しぶりに新しいコーヒー豆を2種類ローンチ致しました!!ColombiaのLa Esperanza Naturalと、EthiopiaのKayon Mountain Natural です。とってもジューシーで口当たりの良いフレーバーとなっております。是非お試しください^^ 今日はEthiopia KAYON MOUNTAINのGUJIの品種、74110と74112について説明させて頂きます。コーヒー豆の品種と聞けば、ブルボンやゲイシャ、ティピカなどを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、Ethiopia Gujiの品種に番号で74110、74112と呼ばれているものがあります。ティピカ種の一種で、総じてEthiopian Heirloomと呼ぶ方もいますが、名前が番号なのがとてもユニークですね。   少し遡りますが、1960年代のエチオピアでは、コーヒーの伝染病と呼ばれているコーヒーベリー病の流行により、多くの農園が壊滅的なダメージを受けました。その際にエチオピアの研究者たちは、ジンマ農業研究センター(JARC)を設立し、新しい品種、所謂ハイブリッド種の育種に取り掛かり始めたようです。研究に研究が重ねられた結果、コーヒーベリー病と干ばつの両方に耐性のある品種として開発されたのが「74110」,と「74112」で、1974年に開発されたために74から始まる名前が付けられたようです。     コーヒーは常に変化しているといつもブログで書いておりますが、先人たちが努力を重ね研究して開発されてきたハイブリッド品種等についての見地を深めるのは、コーヒー業界に身を置く者として大事なことかもしれませんね! 今は様々な本や、ネットですぐに勉強できる時代です。是非品種についても調べてみてください!!  

続きを読む →


コーヒーに合う水とは?

コーヒーに合う水とは?

皆さん、こんばんは、MAKOTOです。 今日は水についてです。美味しいコーヒーを作るのに、どんなお水を使って抽出するかはとても大事なことです。結論から申し上げますと、「軟水」を使って抽出するとコーヒー本来の味を最も感じることができ、口当たり良く滑らかに飲むことができます。     もしかしたら学生時代の理科の授業で習った方もいらっしゃるかもしれませんが、水にはミネラルが含まれており、ミネラルの主成分は「カルシウム」と「マグネシウム」でできております。水のペットボトルに必ず記載されている「硬度」とは、カルシウムイオンとマグネシウムイオンの質量を、「炭酸カルシウム」の質量に換算したものです。   水の硬度は大きく3種類あります。     軟水(0~100㎎/L) 中軟水(100~300㎎/L) 硬水(300㎎/L) あまりお水の硬度を気にして飲むことはないかもしれませんが、是非ご自身の地域の硬度を一度確認してみてください。ミネラルが多く含まれていればいるほど、口当たりが重くざらついたコーヒーが抽出されます。   先ほど書いた通り、ミネラルの少ない軟水が一番コーヒー豆本来の味をわかりやすく引き出してくれます。飲んだ瞬間にすっきり舌に乗るので、口当たりもまろやかになりやすいですし、雑味が少なく飲んだ後のドライ加減も少なくできます。 軟水~硬水の順にミネラルが増えていき、エビアンのような300㎎を越えている硬度の水で抽出すると、苦く、重たい飲み心地になってしまいます。一度飲み比べてみるとその違いが如実にわかるので試してみてください!ヨーロッパに住んだことがあれば、ご存知かもしれませんが、ヨーロッパのお水は硬水が多く、そのまま水道水で抽出すると必然的に苦味や雑味の強調されたコーヒーに仕上がることが多いです。その強い苦味を消すために砂糖や生クリームをコーヒーと混ぜて飲むのが一般的になっているようです。 少しわかりにくいかもしれませんが、コンビニのお水を幾つか買って飲み比べてみるといかにお水の硬度が味に影響しているか理解できると思います。 私たちのBrewersクラスでは、焙煎したての豆をカッピングするところから始まり、異なる水で抽出したものを、大会などでも実際に使われているスコアシートを使って、評価する練習もしております。ただ抽出するだけでなく、なぜその味になるのか、どうすれば味を改善できるかを体験しながら学べます。     是非気軽にお問い合わせください!  

続きを読む →


V60の美味しい淹れ方

皆さん、こんにちは、MAKOTOです。 先日Pouroverについて少し書きましたが、今日はより細かくV60の淹れ方についてご説明致します。InstagramのIGTVに映像を載せているので、映像も見ながら確認頂くとよりわかりやすいかと思います!! 淹れ方は人それぞれですが、V60の抽出はレシピや注ぎ方次第でがらりと違うフレーバーや風味となってしまいます。つい先日まで美味しかったのに、今日は味が全然違う!という経験がある方も多いのではないでしょうか?     味を安定させることは簡単ではないですし、すごくセンシティブで難しいな、と感じることもあるかもしれませんが、Barista MapのV60の淹れ方とレシピを参考に淹れてみてください。基本的にどなたでもお家で上手に抽出できるようになれます!!     まず必要な器具について簡単にご説明いたします。 V60ドリッパー、ペーパーフィルター、タイマー、ハンドグラインダー(※自動でも構いません)、温度調節付きケトル、サーバーもしくはマグカップをご用意ください。 コーヒー豆は、12gご用意頂き、細~中挽き程度に挽いてください。とても大事な湯温ですが、今日は90℃で淹れております。湯温も微調整が必要になることもありますが、90℃はわりと安定した抽出をしやすい温度です。   まずは、ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、湯煎をして紙の匂いを飛ばします。これはドリッパーとサーバーを温めてコーヒーがすぐに冷めてしまうのを防ぐ効果もあります。特にメタルや、分厚い素材のセラミック等でできているドリッパーは、なるべく温めてから注ぐように心掛けてください。これをしておかないとコーヒーが冷めやすいだけでなく、嫌な酸味が出やすくなってしまいます。 ドリッパーと、サーバーをスケールに乗せ、0表示にします。目視で淹れる方もいますが、必ずスケールとタイマーをご使用ください。これをする理由は、注ぐお湯の重さを正確に測れるようにするだけでなく、レシピ通りに常に淹れれるようにする為です。また、コーヒーの抽出時間が早い遅いの判断ができるので、すぐに豆の挽き具合の調整をすることができます。 12gのコーヒーに対し、200gのお湯で抽出していきます。お湯は三回に分けて注ぎますが、お湯の重さに対して、20%(40ml)⇒20%(40ml)⇒60%(120ml)というように注いでいきます。仮に2杯分を作るとしたら、16.5gのコーヒーに対し、250gのお湯で、20%(50ml)⇒20%(50ml)⇒60%(150ml)というレシピをオススメ致します。 少し難しいかもしれませんが、最初の注ぎでコーヒーの成分を抽出し、その後の注ぎでコーヒーのフレーバーを調整し、最後の注ぎでコーヒーの濃さを調整するイメージです。   タイマーをスタートさせると同時にお湯を40g優しくゆっくり真ん中に注ぎ、蒸らしを行います。この時はドリッパーの側面には注がずに真ん中を中心にコーヒー全体にお湯をかけます。   30秒蒸らし、表面が沈み始めたら、再度お湯をゆっくり真ん中に注いでいきます。80gまで注ぎ、1分までコーヒーの成分を引き出します。   1分から三回目の注ぎをし始め、200gまで注ぎます。注ぎ終えた後に、ドリッパーを持ち上げ軽く回します。これは側面についた粉が最後までお湯と触れている状態にする為です。   お湯が落ち切るまで2分10秒から30秒が目安です。これが2分を切っていたり、また3分近くかかってしまった場合は、挽き目を調整する必要があります。レシピの調整の順番としては、①挽き目②湯温③粉の量④お湯の量⑤注ぐ回数、の5つがありますが、オススメは①と②のどちらかを調整してみることです。一度に色々変えてしまうとどこをどうしたら良いかわからなくなるのでお気を付けください。   基本的な淹れ方をご説明いたしましたが、分かりやすかったでしょうか?抽出の方法やレシピの調整についてもっと理解を深めたい方、オンラインクラスも随時開催しておりますので、是非気軽にご連絡ください。 それでは今日も素敵な夜をお過ごしください!!! 

続きを読む →