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サステナビリティ(sustainability)について

サステナビリティ(sustainability)について

皆さん、こんばんは、MAKOTOです。 だいぶ肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。今日は以前も少しだけ触れたサステナビリティについて書こうと思います。 「サステナビリティ」(sustainability)とは、「持続可能性」または「持続することができる」という意味で、多くの識者の方々がこれについて意見を述べていらっしゃいます。最近ではSDGsという言葉も良く耳にしますね。初めて聞いたという方、是非調べてみてください。これからの時代、私たちが念頭に置いて行動すべき指針と言っても過言ではないかもしれません。      さて、私たちの居たオーストラリアのメルボルンではサステナビリティの考え方や理念がとても浸透しており、使い捨てのテイクアウトのカップではなく、環境に配慮された材料で作られた持ち運び可能なマグやカップを使ってコーヒーを買いに来られる方が沢山いらっしゃいます。似たような色や形のカップが連続で入り、どのカップがどのお客様だったかな?という光景が普通に起きてしまうほど、カップを持ち運んでいる方が沢山いらっしゃいました。     もちろん、カップを持って来られた方にはテイクアウトのカップと蓋を買う必要がないので、その分、お店側は値引きをさせて頂くことが多いです。限りのある資源に配慮し、自分たちができることから始める。とても素敵なことだと思うと同時に、日本にもっともっとこの考えが浸透してほしいと思います。       Barista Map Coffee Roastersでは、サステナビリティを積極的に推進し、なるべく使い捨てのカップやプラスチックを使わないよう心掛けると共に、自分たちのオリジナルの持ち運び用のカップを、ある企業様とコラボレーションをして広めていく予定です。詳細はまもなく公開できると思うので、是非ご期待ください。もちろん人それぞれ考え方があり、全ての人の概念を一緒にするのは不可能ですし、強制することではないので、自分たちのできる範囲で発信していこうと思っております。将来的には携帯電話のように全ての人がマグやタンブラーを携帯する時代が来れば嬉しいですね。  それでは、素敵な週末をお過ごしください!  

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エチオピア ゲシャヴィレッジ

エチオピア ゲシャヴィレッジ

エチオピア ゲシャヴィレッジ エチオピアの未来へつながるコーヒーづくり エチオピア最西端、都市から遠く離れた、野生のジャングルが広がる美しい自然をもったベンチマジ地区。 そのベンチマジ地区に、ゲイシャ発祥と呼ばれているゲシャ村、そしてゲシャヴィレッジ農園があります。 農園のオーナである、アメリカ生まれのアダム氏と、エチオピア生まれのレイチェル夫人。   彼らは、2007年のエチオピアのコーヒーについてのドキュメンタリー映画の制作をきっかけに、エチオピアの人々の生活、文化、風習に魅了され、その根底にあるコーヒーの生産を決心しました。     その後すぐに、サンフランシスコを拠点に活動しているコーヒーの専門家であり教育者でもあるウィレム氏のもとを訪れました。 彼から、ゲイシャ種のことや、より素晴らしいコーヒーをつくるための栽培方法などの知識を教えてもらう中で、彼らはよりコーヒーへの情熱が強くなり、農園を開くためその後またすぐにエチオピアへ戻りました。 彼らは、環境や気候など、理想の土地を探すため何か月もエチオピアをめぐり、そして、やっとたどり着いたのがゲイシャ発祥の地であるゲシャ村であり、ベンチマジ地区だったのです。 そして、その手つかずの自然のなかで、ゼロから農園を作ることがはじまりました。 当時は、政府により道路が敷かれていたとはいえ、農園から首都のアディスアベバまでは車で2日はかかったそうです。 農園建設のための資材の運搬や、川に橋を渡したり、人手を探したりと、彼らは一つずつ地道に困難を乗り越えていきました。 そして、ゲイシャの原生林の中を捜し歩き、自分たちの農園で栽培するためのコーヒーの種子を収穫しにいき、彼らの夢の始まりである農園を開設することができました。 栽培が始まってからは、彼らは疲れを忘れるほどコーヒーに夢中になり、いまでは、エチオピアのコーヒーの主要生産エリアから遠く離れたこの土地で、世界トップレベルのコーヒーを世に送り出し続けています。 素晴らしい風味をもつゲイシャ品種。     ですが、生産性の低さや病害などのリスクが高く、栽培するのはとても大変な品種でもあります。 それでも、彼らがこの土地でゲイシャ種のコーヒーをつくり続けるのは、原住民であるメアニット族の方たちが守り続けているゲイシャ発祥の地で、彼らと力を合わせて、エチオピアの素晴らしさを更に世界に広めたいからだそうです。 そして、その想いが何代先にも続いていくように、彼らは現状に満足せず、これからも試行錯誤を行い、美しい自然を守りながら、品質向上や地域住民の生活水準の向上を目標に日々の1つ1つのことに全力で取り組んでいらっしゃいます。 今回の「エチオピア ゲシャヴィレッジ チャカ ナチュラル」もその彼らの思いが伝わってくる素晴らしいコーヒーです。 華やかな香りと、イチゴのような生き生きとした酸の印象、そして飲んだ後に心地よく続く甘さの余韻。 エチオピアの素晴らしさと彼らの情熱がぎゅっとつまったこのコーヒー、ぜひ飲んでみてくださいね。

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Champion Coffee at Kurasu Kyoto

Champion Coffee at Kurasu Kyoto

皆さん、こんばんわ、MAKOTOです。 昨日は京都のKurasu様で2部制のイベントをやらせて頂きました! 13-17時は、私とヘッドオブコーヒーのRYOが、ミルク用のブレンドコーヒー「HOME」と、フローズンコーヒーで、ホンジュラス、ルワンダ、そしてもう一つのブレンド「VACATION」を提供させて頂きました! また、19‐20時の予約制のチャンピオンコーヒーでは、SHINがコーヒーを一つ一つ説明しながら振る舞わせて頂きました。 雨が降る中、沢山のお客様にお越し頂き、新しい出会いや久しぶりに会えた昔の仲間とも再会でき、とても素晴らしい時間を過ごせました!ありがとうございました!! また、Kurasuのスタッフの方々の優しくて、温かいおもてなしに本当に感動しました。初めてお会いした感覚がないような柔らかい雰囲気で出迎えて頂き、きっと普段から高いホスピタリティでお店をされていることがよくわかり、とてもとても勉強になりました!!頂いたエチオピアのゲイシャの芳醇な風味が忘れられません。Kurasuの皆様、そしてYozoさん、この度は本当にお世話になりました。また必ず伺わせて頂きます! 今回のイベントでは、東京から来て下さった方や、お家で焙煎されている方、イタリアンレストランで働いている方、これからバリスタを目指している方、そしてBarista Map Coffee Roastersの一員になりたい方などなど、沢山の素敵な出会いがあり、私たちももっともっと精進しなければ!と刺激を受けました。 少しずれますが、世界的にコロナは少しずつ収束の方向に進んできており、これからインバウンドが戻ってきたら、また経済は活性化されるはずです。コロナの影響で職を失ったり、仕事が減ってしまった方の相談をよく聞きますが、是非空いている時間がある今、自分のスキルや知識を磨く時間に使って頂き、将来に備えることをお勧め致します。 自分磨きや、自己投資が必ず次のステップに繋がるはずです。コーヒーについてもっともっと奥深く知りたいという方、マンツーマンクラスも随時ご予約受け付けておりますのでご連絡お待ちしております。 さて、次回のイベントがどこになるか、また詳細はInstagram等でお知らせ致します!また皆様にお会いできるのを楽しみにしてます!

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ニュークロップ?ファーメンテーション?

ニュークロップ ニュークロップとは、当年収穫された豆のことです。 :ニュークロップ(入荷後2か月程度のコーヒー豆) :カレントクロップ(その年収穫のコーヒー豆) :パストクロップ(昨年取れたコーヒー豆) :オールドクロップ(2年以上前に取れたコーヒー豆) ファーメンテーション? ファーメンテーションとは発酵のことです。発酵は、糖や水分が分解され酸やアルコールに変化する化学反応です。 コーヒーの発酵は、通常コーヒーチェリーのネバネバ部分(ミューシレージ)を剥がすときに行われます。 発酵によってコーヒーのフレーバーを発達させることもあれば、発酵させすぎることでフレーバーを壊してしまうこともあります。   Aerobic(好気性発酵) 酸素に触れた状態での発酵プロセスです。摘み取ったチェリーをタンクや容器に入れて微生物を働かせます。時間と温度を管理して発酵をコントロールします。 Anaerobic(嫌気性発酵) 酸素を遮断した状態での発酵プロセスです。摘み取ったコーヒーチェリーをタンクに入れて水で覆い、酸素がある状態とは異なる微生物が働きます。 ウィスキーみたいなコーヒーはAnaerobic Fermentation(嫌気性発酵)で感じ取れます。 WBCやWBrCといったコーヒーの世界大会でAnaerobic Fermentation(嫌気性発酵)を用いたコーヒーが沢山使用されています。 Barista Map Coffee Roastersでは、今後沢山のユニークなコーヒーを提供致しますのでお楽しみに!      

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コーヒーと音楽

先日、素晴らしい機会を頂き、歌手の光永亮太さんと「コーヒーと音楽」という題目でトークセッションをやらせて頂きました!場所は清澄白河にあるBsquaredさんにご提供頂きました! かの名曲、Alwaysを目の前で歌ってもらった時には鳥肌モノでした。そして男も惚れ惚れするワイルドイケメンなのに、話すととにかく物腰が柔らかいビックリするほど素敵な方でした!!   コーヒーと音楽は、人をリラックスさせたり、気持ちを切り替えさせたり、生活の一部になり得る、という意味でとてもリンクする部分が多々あり、Bsquaredの店長のセイヤさんと、とても盛り上がりました! 後日You Tube等で見ることができるので詳細はまたアップ致します! 今回のイベントで改めて実感したのは、コーヒーはジャンルを超えて繋がることができることです。改めてコーヒーの素晴らしさに気付かせてもらえるイベントでした。光永亮太さん、オーガナイザーの水野さん、Bsquaredのマキコさんとセイヤさん、本当にありがとうございました! 私達はこれからも様々なことに挑戦をしつつ、コーヒー業界を盛り上げていきたいと思います!! 新しいラインナップで、また幾つか豆を追加させてもらいました! 是非ご覧下さい。 今日も素敵な1日を!

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