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ETHIOPIA GUJI JASPER T124

ETHIOPIA GUJI JASPER ~Champion Coffee~ まもなく販売予定のETIOPIA GUJI JASPER。 僕たちも飲むのがとっても楽しみなこのコーヒーを扱っているProject Origin は、2012 年からエチオピアからコーヒーの調達を開始しています。 Project Originは、2017年にエチオピアで現地のパートナーであるPrimroseとの共同プロジェクトとして、グジという、高品質のコーヒーを生産しているエリアに Washing Stationを建設しました。 このWashing Stationが、Project Originで最初にエチオピアの カーボニックマセレーションプロセスのコーヒーを生産した場所であったため、Project Origin にとって非常に特別な場所になっています! この Washing Station で カーボニックマセレーション プロセスの試行と改良を繰り返し、その経験から多くのことを学ばれて、いまでは世界に素晴らしいコーヒーを届けています。 また、近くを流れる美しい川に架かる橋の建設に資金を提供するなど、Primrose との重要なプロジェクトにも取り組んでいます。 この橋が架かることによって、川を渡って近くの町や学校、そして Washing Stationに行くことが出来るようになるとのことです。 コーヒーの栽培だけではなく、現地の方たちの生活がより良くなるような取り組みもしているのも素敵ですよね。 現在、世界のトップバリスタたちが、その風味の素晴らしさから競技会でも使用しているProject Originのカーボニックマセレーションプロセスのコーヒー。 因みに、2018 年のワールドバリスタチャンピオンシップで優勝したコーヒーは、この グジのWashing Station で生産されたコーヒーです! チャンピオンが使用したコーヒーが生まれた場所から届いた、このETHIOPIA GUJI JASPER。 人生で一度は飲みたかったコーヒーなので、正直僕たちが早く飲みたくて待ちきれません!!笑 シドニーのONA COFFEEで、カーボニックマセレーションプロセスのコーヒーを飲んだときは、冗談抜きで感動したのを今でも覚えています、、、、 僕は、そのコーヒー体験でさらに世界が広がって、コーヒーがある人生がさらに楽しくなりました。 こういう出会いがあるからコーヒーはやめられません、、、笑 皆さんにもぜひこの機会に飲んでみて、一緒にその素晴らしさを共有したいコーヒーです! 数量限定なので、あるうちにぜひ飲んでみてくださいね。
☆クリスマスSET☆

皆さん、こんにちは、MAKOTOです! 明日まで日中は暖かいようですが、来週からグッと冷え込むようですね。 季節の変わり目、身体に充分気を付けてお過ごし下さい。 ご存知の方もいるかと思いますが、オーストラリアは季節が真逆なので、私は毎年真夏のXmasを過ごしておりました。Xmasソングを聞きながら、Tシャツで汗だくになりながらひたすらコーヒーを作るのが普通だったので、8年ぶりの日本で過ごす冬のXmasはとても楽しみです。 さて、Barista Map Coffee Roastersから日頃の感謝の気持ちを込めて、スペシャルセットを少し前から販売しております。コーヒーの詰め合わせが入ったお得なセットは明日までの限定販売なので、まだ確認してない方は是非ご検討下さい! コーヒーサンタをデザインしたのは、元St.Aliのバリスタでラテアーティストとしても有名で、今はOna Coffeeでヘッドバリスタをしつつ、インフルエンサー兼デザイナーとして活躍しているJessです!このファンキーなサンタクロースマグカップはクリスマス限定販売となります。 マグ無しのお得な詰め合わせも用意してあるので、是非ご確認ください。 それでは今日も素敵な1日を!
新世界のコーヒー体験

新世界のコーヒー体験 Project Originから、Colombia・Amberに続きスペシャルなコーヒー「Ethiopia・Jasper(ジャスパー)」のご紹介です! JasperはAmberと同じく、カーボニックマセレーションプロセスのシリーズの1つで、その風味の素晴らしさから、バリスタ世界大会に出場されるバリスタからも愛されており、世界でも注目されているコーヒーの1つです。 カーボニックマセレーションプロセスをおさらいさせていただくと、 この生産処理を採用したコーヒーは、2015年のワールドバリスタチャンピオンであるONA CoffeeのSasa Sestic氏が彼が優勝した大会で使用したことから始まりました。 その後、Sasa氏は世界のトップバリスタ達が大会で使用するような素晴らしいコーヒーの味わいを、もっとコーヒーを飲むお客さんにその素晴らしさを共有したいと思い、Project Originのカーボニックマセレーションシリーズが誕生しました。 それからProject Originはさまざまな国のコーヒー農園でカーボニックマセレーションプロセスの研究に農園の方と共に取り組み、結果、素晴らしい風味をもったコーヒーを私たちのもとに送り出してくれました。 カーボニックマセレーションは、主に、ボジョレー・ヌーボーの醸造で用いられる技法で、 ブドウを破砕せずに、二酸化炭素を充満させたタンクの中で一緒に発酵させることで、キャンディーのようなフルーティでフレッシュな香りで、タンニン(渋み成分)が抑えられた、濃い色合いをもったワインを造ることができるそうです。 この工程をコーヒーチェリーに採用することで、仕上がったコーヒーに素晴らしい風味を生み出すことができるのがカーボニックマセレーションプロセスです。 このカーボニックマセレーションプロセスによって、コーヒーは素晴らしい風味をもち、Project Originではそのシリーズごとに、「Indigo」「Jasper」「Amber」「Diamond」と名前がつけられています。 それぞれ、そのコーヒーのイメージから名前がつけられていていて、そのどれもが飲んだ人に最高のコーヒー体験を提供してくれるシリーズです。 世界大会でも、その競技のときに、その審査員たちしか味わえないコーヒーの味わいを、ご家庭でも味わうことができるなんて、もうたまりませんよね、、、 今回のカーボニックマセレーション・ナチュラルプロセスで仕上げた「Ethiopia・Jasper」。 グレープやストロベリーのような果実味溢れるフレーバーと、滑らかな口当たり、チョコレートのような濃厚で、飲んだ後にも心地よく続くその甘さの印象。 世界トップクラスのコーヒーを、この機会にぜひ味わってみてくださいね。
大会を通して得られる大きな経験

皆さん、こんにちは、MAKOTOです。 今日は以前のコーヒーマスターズのブログでも少し触れましたが、 私たちがなぜ大会に出場することを推奨するかについて書こうと思います。 ご存知の通り、大会に出るということは生半可なものではありません。 ルールを熟知し、戦略を立て、大会当日の日を逆算しつつトレーニングを始め、メンタルの部分を日々鍛えながら、当日の状況に合わせて臨機応変にパフォーマンスを調整し、尚且つ結果を残す。 これはとてもとても大変なことです。大会の難易度が高ければ高いほど、簡単には結果を残せません。なぜかというと歴史のある大会であればあるほど、それまで何度も出ている競技者がおり、その大会を経験している人たちと競合わなければいけないからです。 以前から出場している人ほど、自信があるのでセルフコントロールができており、ジャッジが見ているポイント、大会に向けどのように準備するか、当日どう自分のパフォーマンスを最高な状態で持ってくるかなどを、テクニックとして知っているからです。何度も挑戦を重ね、トレーニングを日々継続し、何年もかけタイトルを獲得しているバリスタが世界には沢山います。そんなものすごいレベルのレジェンドバリスタが出ている大会に出場し、彼らと競い合うことはかけがえのない経験で、なかなか得られるものではありません。 晋作もCoffee Fest, World Coffee Event, Coffee Mastersなどの数々の大会で競技を重ね、過酷な状況でタイトルを獲得することで、バリスタとして、そして人として大きく成長すると共に、チーム全体への底上げにもつながっています。 特にブラジルで開催されたWorld Coffee Eventのファイナリストで一緒だったオランダのAgnieszka(2018年のバリスタ世界チャンピオン、オランダの3年連続ラテアートチャンピオン)や、韓国のDASH(韓国二年連続チャンピオン)、コーヒーマスターズで競い合った3位に入賞したカナダ代表Cole Torode(コール・トロ-ド)バリスタのプレゼンテーションカナダチャンピオン&バリスタ世界三位)と同じ土俵で競技し、レジェンドバリスタの彼らと競い合って結果を残したことは大きな功績です。 この世界で得てきた経験を、若手の熱意あるバリスタへ継承していこうと思っております。大会へ出場し、自分を成長させたいと思っている方はいつでもご連絡ください。一緒にキャリアを築いていきましょう。 それでは今日も素敵な一日を!
From Seed To Cup

From Seed To Cup フロム・シード・トゥ・カップ ー1杯のコーヒーができるまでー コーヒーは、僕たちが飲むまでにさまざまな過程を経てきています。 スペシャルティコーヒーでは、味わいはもちろんのこと、このさまざまな過程の全てにおいて徹底した品質管理をしていることが求められています。 これを表現しているのが「From Seed To Cup(フロム・シード・トゥ・カップ)」という言葉です。 これは、生産地で栽培されているコーヒーのタネ(Seed)から、私たちの飲む一杯のコーヒー(Cup)になるまで、さまざまな人の努力があり、働く人などのきちんとした体制や工程、徹底した品質管理がされていることが大切、という考え方を指しています。 では、実際にどのような過程を経て、私たちの飲む一杯のコーヒーになるのか、順をおってみていきましょう! 1.栽培 コーヒーノキは、タネを植えてから3~5年程度でコーヒーチェリーを収穫できるようになります。 プランターなどで苗木でを50cmほどに育ててから畑のほうに植えるのが一般的です。 コーヒーを栽培している地域には、一年で乾季と雨季があり、この乾季が終わって雨が降ると白い花が咲き、コーヒーノキは緑色の実をつけ始めます。 2.収穫 緑色の実はだいたい6~8か月すると熟して赤くなります。 品種によっては黄色やオレンジ色など、赤色以外に熟すものもあります。 美味しいコーヒーに仕上げるためには、完熟したコーヒーだけを選んで収穫することが大切で、熟度を見分けて1粒ずつ丁寧に手摘みしなければいけません。 美味しいコーヒーには、それだけコーヒーチェリーをピックする方たちの努力や手間がかけられているということですね。 大規模な農園では機械による収穫を行ったのちにコーヒーチェリーの選定をしていたりもします。 3.生産処理 収穫したコーヒーチェリーはその後、その農園や生産処理場それぞれの方法で処理がなされ、やっと焙煎する前の生豆(コーヒーチェリーのタネの部分)の状態になります。 伝統的な生産処理だと、コーヒーチェリーのまま乾燥させてタネを取り出す「乾燥式(ナチュラルプロセス)」と、果肉を除いて水で洗ってから乾燥させて種を取り出す「水洗式(ウォッシュドプロセス)」があります。 同じコーヒーでもこの生産処理によって異なった様々な素晴らしい風味をもったコーヒーに仕上がるので、いまではさまざまな生産処理の方法が生み出されており、とても注目されている工程のひとつです。 4.選別 生豆から欠点となる豆や、小石、枝などの異物を取り除いていきます。 欠点豆は、欠けたものや虫に食われたものなど、味わいを損ねる原因になります。 人の手で選別していく伝統的な方法や、機械による選別をしているところもあります。 選別が終わった後に、生豆の重量や粒の大きさを揃えていきます。 5.カッピング ワインのテイスティングのように、コーヒーを口に含んで品質をチェックし、味わいを評価します。 この時点のカッピングでは、農園や工場で、出荷前の品質チェックとして行います。 生豆のバイヤーや、バリスタ、焙煎士などが現地に赴いて一緒にカッピングして直接買い付けたりもしていますね。 スペシャルティコーヒーでは、専門のカップ審査員がそのコーヒーがどのような風味をもっているか点数を用いて評価するために行われたりします。 6.出荷・輸送 コーヒー生豆は空輸されることもありますが、生豆の状態で麻袋に詰められて、船で輸送されてくるケースが多いです。 赤道近くを長時間かけて運ばれると品質が落ちてしまうため、「グレインプロ」と呼ばれるプラスチック製の袋に生豆をいれてから麻袋に梱包したり、真空パックをしてから梱包、 普通のコンテナでは温度・湿度の管理ができないため、空調で温度・湿度管理のできる「リーファーコンテナ」を使って輸送されたりなど、コーヒーの品質を守るためにさまざまな工夫がされています。 7.焙煎 こうしてやっと各国に生豆が到着します。 コーヒーロースターは直接現地から買い付けたコーヒーや、商社を通したりして自分たちのお店で取り扱うコーヒーを選び、焙煎します。 焙煎士は、焙煎する前にさらに欠点豆などをチェックして取り除き、その豆の美味しさを引き出せる焙煎をしていきます。 焙煎後のコーヒーは、焙煎が適切か確かめるためカッピングをし、さらに異物や欠点豆が入っていないかチェックし、やっと店頭に並べられていきます。 8.抽出 いよいよ、焙煎したコーヒーを挽いて抽出することで私たちの飲む一杯のコーヒーへとなります。 コーヒーショップでは、バリスタがそのコーヒーの特徴や状態を見極めて、適切な抽出を心掛けてお客様に提供しています。 お家でコーヒーを飲むときは、バリスタや焙煎士の方におすすめの抽出方法やレシピを聞いてみると、そのコーヒー本来の美味しさをさらに楽しめるかと思います! 自分が飲んでいるコーヒーにはどんなストーリーがあるのか分かると、自然とそのコーヒーに愛着も沸いてきそうですよね。 僕たちが現在取り扱っているコーヒーについても、すべてブログでご紹介させていただいているので、ぜひコーヒーを飲みながら読んでみてくださいね。