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ゲイシャ種について

ゲイシャ種について

こんばんは、MAKOTOです。 今日もとっても寒い一日でしたが皆さん体調を崩されていませんか? 先日のクラスで生徒さんとブライングカッピングをしていた際に、ゲイシャっぽいフレーバーだねと伝えたところ、あまりピンとこなかったようでした。もちろん精製方法や焙煎度合いによりますが、ゲイシャには特有の香りやフレーバーがあります。所謂「ゲイシャフレーバー」というやつですね!     2004年にパナマで開催されたコンテストで1位になってから、常に高額で落札されており、ゲイシャ種は高級なコーヒーの品種と認知されてます。ゲイシャの発見された国はエチオピアですが、現在はパナマ、ケニア、コスタリカなどでも栽培されています。     話を戻しますがゲイシャフレーバーは、ゲイシャ種を浅煎り〜中煎りの焙煎にしたときに感じる花や、オレンジなどの柑橘系のティーのような香りのことです。香りの成分は「リナロール」なのでは?という諸説がありますが、まだ解明はされておりません。確かにすずらんやラベンダーのような香りもしますね。とってもコンプレックスで繊細な香りや味わいです。品種についての見地を深めるほどもっともっとコーヒーの奥深さを楽しめると思うので、是非いろいろ調べてみてくださいね! 先日再販してから、エチオピアゲイシャビレッジのご予約を沢山頂いております。ストロベリーの芳醇な香りや、蜂蜜やカカオの絶妙な風味を感じることができます。是非売り切れ前にお試しください!! それではまた明日!  

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カッピングの重要性

カッピングの重要性

こんばんは、MAKOTOです。 今日はカッピングとドリップのクラスを生徒さんに受けて頂きました。コーヒーへの熱意と情熱をすごくお持ちの方で、質問も沢山用意されており、将来有望な生徒様でした!! クラスではこのコーヒーが「美味しい」「まずい」というのではなく、どうしてこの味になってしまっているのか?というところをカッピングしながら突き詰めております。私たちが最も重要視しているのは、フレーバーではなくバランスです。どんなにフレーバーが良くても、アフターが短かったり、ドライだったり、冷めてきたら苦みが増すのは、コーヒーとしてバランスが崩れていると言わざるをえません。その崩れている要因を、焙煎なのか、抽出テクニックなのか、水なのか、器具もしくはエイジングなのか、ということを論理的に学んで頂きます。     そしてそのコーヒーの味やバランスを確かめる最も大事な評価基準がカッピングです。この味を評価するカップが取れないと、そもそも判断基準が定まっていないことになります。残念ながらバリスタをしていてもカップが取れない方も多いので、是非皆さんも自宅で練習を兼ねてカッピングをしてみてください!始めは難しいかもしれませんが、少しずつ慣れてくるはずです。       カッピングをする時は手順が大事です。以前のブログでも触れていますが、コーヒー豆を挽いたタイミングで1回、お湯を注いだタイミングで1回、撹拌するタイミングで1回の、合計3回香りを確かめます。ちなみになぜドリップではないの?という質問が多いですが、カッピングは決まった量の豆とお湯で一定時間抽出するので、淹れる人のテクニックによる味の差がなくなり、公正に評価できるからです。ブレイクを終えた後に、カッピングスプーンで空気と一緒に液体を吸い込むように口の中に運ぶことでわかりやすく味や香りを確認できます。是非試してみてくださいね! それではまた明日!    

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ホンジュラス<ヒレス農園>

ホンジュラス<ヒレス農園>

こんばんは、MAKOTOです。 今日も生徒さんが一生懸命抽出の練習をしていました!短い時間で少しでも吸収しようとされているひたむきな姿がすごく素敵でした。。コーヒーの抽出というのは本当に不思議なもので、全く同じ焙煎の豆で、レシピ、水、器具が全て同じでも、淹れる人の技術によってフレーバーが大きく変わってしまいます。例えばドリップコーヒーのお湯の注ぎ方一つとっても、適切な湯量でなかったり、蒸らしの際に粉とお湯がしっかり触れ合っていなかったりすると未抽出になってしまいます。これは完璧に技術に起因するものなので、練習して均等に抽出できるよう慣れるしかありません。もちろんKalitaなどのフラットな底になっているものだと安定感が増しますが、それでも注ぎの仕方で抽出にぶれは出てきてしまいます。美味しいコーヒーを淹れることは簡単なようで、しっかりとした抽出理論と安定に注ぐ技術が必要になります。何か抽出に関しての疑問があれば気軽にご連絡ください。すぐに返信致します!       さて、大人気のアナエロビック+ハニー精製のホンジュラスも残り少なくなってきました。パッションフルーツやキャラメルのような甘みが特徴的です。この機会に是非お試しください!このオルランド・アリータさんのヒレス農園は、エルサルバドル、グアテマラと国境を接するホンジュラス西部のオコテペケ県にあります。この地域にはたくさんの自然保護区があり、同農園のすぐ近くにも生物保護区があるようです。   オルランドさんの家系には、先祖に日本人がおり、アリータという名前は日本の名字である「アリタ」に由来しているのはとても有名な話ですね!ホンジュラスの隣国、エルサルバドルの優良農園でコーヒーの生産処理について学ばれたオルランドさんは、そこで得た知識や経験を自身の農園で実践しており、家族全員で農園の仕事に従事されています。 さて、明日はまた別の農園について書こうと思います! 素敵な日曜日の夜を!!!

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エチオピアゲイシャビレッジ(ベンチマジ地区)

エチオピアゲイシャビレッジ(ベンチマジ地区)

こんばんは、MAKOTOです。 今日も嬉しいことに、私たちのコーヒー豆を店頭で使って下さるお店が増えました。こんなに光栄なことはありません!!もっともっと美味しいコーヒーを日本の皆様に届けれるよう精進して参ります!!店舗でコーヒー豆やトレーニングの導入を考えていらっしゃる方は気軽にご連絡ください。すぐに(基本15分以内)お返事申し上げます^^     さて、私たちの1番人気と言っても過言ではないエチオピアのゲイシャビレッジがついに再販致しました!ECサイトがスタートした当初からラインナップにあるコーヒーで私たちも非常に思い入れの強い豆です。ストロベリーの芳醇な香りとカカオの絶妙な風味を感じることができます。是非お試しください!     エチオピアの西の果てにあるベンチ・マジ(Benchi-Maji)地区のジャングルで、この世界的にも有名な「ゲシャ ビレッジ」農園は約471haの敷地でコーヒーを栽培しています。 米国生まれで、農園のオーナーであるアダム氏とエチオピア生まれのレイチェル夫人は、都市部から遥か遠くにあるこの地でコーヒー農園を2011年からスタートしました。農園から約20kmに位置する原生林ゴリゲシャの森(Gori Gesha Forest)から世界最高峰品質のゲシャ種を厳選しています。   アダムさんとレイチェルさんは、先住民族と協力し、相互理解に努めながら同国最高峰のコーヒーを生産されています。雇用機会の創出、従業員やお客様への敬意を示し、エチオピア最高の品質であると同時に、最も環境に配慮した農園であり続けるよう日々努力をされています。6年目の2017年には1,200袋を超える生産量(生産2年目)となり、世界各地のバリスタ大会などでもその品質が認められ使用されています。このGesha発祥の地で、先住民族と連携・共生し、エチオピアの素晴らしさを世界にもっと広めようとされています。 農園のことを考えながら飲んでいると不思議な気持ちになりますね! それではまた明日!!

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ブルンジ<ムバンガ・ウォッシングステーション>

ブルンジ<ムバンガ・ウォッシングステーション>

こんばんは、MAKOTOです。 さてさて、今週もあっという間でしたね。皆さんはどんな一週間でしたか?私は眠りながらも、頭の中で仕事しているほど毎日仕事に没頭しております。好きなことを仕事にできているのは本当に有難いことですね。Barista Mapはもっともっと新しい挑戦をしていきます。乞うご期待ください^^   さて、大人気のボリビアが本日売り切れとなりました。いつもたくさんの常連様に購入して頂いております、本当にありがとうございます!!今回タイミングが合わなかった方もご安心ください、再販売する際にまたお知らせ致します^^ 実は、個人的にはブルンジが1番好みのフレーバーです。マスカットや白ワインのようなフローラルな甘みと芳醇な香りが特徴的です。是非お試しください! このブルンジのムバンガ・ウォッシングステーションについて説明致します。実はブルンジは“アフリカのスイス”と言われるほど国全体の標高が高く、国土のほとんどが標高1,500m以上という大高原です。   標高が高いほどコーヒー豆の糖度が上がるのが普通ですが、すでに標高の高いムバンガ生産処理場から見る風景は他の農園とは異なり、起伏の少ない広く平らな風景のなかに、ヒルと呼ばれる小高い緑の丘が点在しております。この点在する小さなヒルのひとつひとつがコーヒーの栽培に適した標高にあるということです。     ひとつひとつのヒルには小規模の所有者がたくさんいて、それぞれが数十本~100本といった単位でコーヒーを栽培しております。ヒルの生産者は、自分たちが所有する木のコーヒーチェリーを手摘みし、生産処理場に持ち込んでいるのです。この生産地の美味しいコーヒーの理由が垣間見えますね!尚、ムバンガ・ウォッシングステーションは2014年にカップ・オブ・エクセレンス品評会で見事優勝を果たし、新規の生産者が増加している生産地区です。これからが楽しみな農園ですね!!! 明日はホンジュラスの農園について書こうと思います。 それではまた!  

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