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<再販>Colombia Pink Bourbon&Ethiopia GUJI

こんばんは、MAKOTOです。 今日は少し暖かい1日でしたね。こんな日に外で散歩しながら飲むコーヒーは格別に美味しいですよね!!皆さんはどんなコーヒーがお好みですか?どうして自分がそのコーヒーが好きか考えると、そのコーヒーの特徴を理解しやすくなります。風味が好きなのか、口当たりなのか、バランス、香り、苦み、酸味、、、色々出てきますね!是非今度、このコーヒーうまい!!!と感じた時に頭の中で自分が好きな理由を考えてみてください。新しい発見があるかもしれませんね!! さて、大人気でローンチしてあっという間に売り切れてしまっていた「コロンビア ピンクブルボン」と、「エチオピア グジ」のSETが数量限定で再販売しております。まだ試されていない方は、この機会に是非飲んでみて下さい^^ 今日は朝からQCをしておりましたが、、、昨日と比べて全く違う香り、コク、フレーバーで、かなり長い時間、抽出を調整しておりました。湯温を変えたり、ドリッパーやペーパーを違う物に変えたり、挽き目やDOSEなどなど、あらゆる可能性を考えて抽出⇒調整⇒抽出⇒調整を繰り返しました。。なかなかBESTが出ない中で、ふと思い出したのが、大阪では数日間、雨が続いていたことでした。これはもしやと思い、コンビニで軟水のお水を買ってきて抽出したところ、案の定いつものバランスの良いフレーバーが出てきました。ようやく美味しいコーヒーに辿り着きほっと胸をなで下ろしました。笑 ご存知の方もいるかと思いますが、雨水は弱酸性で、その雨水を使っている水道水には、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・カリウム・ケイ素などが含まれております。ハンドドリップの大会等ではこの水の成分を変えて、コーヒーの美味しい成分を引き出せるよう調整します。逆に言えば水道水の状態に応じて、成分が引き出せなかったり、引き出し過ぎたりしてしまい、味も変わってしまうということですね!浄水をしててもこんなに味に影響してしまうのか!とびっくりさせられました。。 これはかなりリアルな体験で、明日の朝もじっくりと検証してみたいと思います。皆さんも、コーヒーとお水のPHについて調べてみてくださいね。明日また詳しく書かせてもらいます。一緒に答え合わせをしましょう! それではまた明日!
新しい豆のご案内

こんばんは、MAKOTOです。 今日も生徒様にクラスを受けて頂きました。始めた当初から何度も受講して下さっている生徒さんたちで、その上達するスピードには目を見張るものがあり、びっくりさせられます!特にバリスタの大事な所作の一つ、「クリーンネス」を完璧にしつつコーヒーを作っている姿を見ると、自分のことのように嬉しくなってしまいますね! クリーンネスは、飲食に携わっている職種であれば最も重要な項目といっても過言ではありません。誰も汚いBARから出てくるコーヒーを飲みたいとは思わないはずですよね。皆さんも常日頃からお客様の目に見えるところを綺麗に保ちつつ、バリスタはお客様に見られる仕事だということを自覚しながらコーヒーに向き合って頂ければと思います!! 私たちのクラスでは、生徒様のご要望に応じた内容にできる限り沿ってカリキュラムを進めております。バリスタとしてこれからどうキャリアを築いていけばよいか不安、どうしたら大会で結果を残せるか教えてほしい、海外で将来的にバリスタになりたい!!などなど、様々な思いを持った生徒さんに受講頂いております。気になる方は是非気軽にお問い合わせください。 さて、本題の新しい豆のご案内です!!!今までBarista Mapで扱っていなかったブルンジと、ボリビアのコーヒーを近々発売する予定です。他にもホンジュラスのユニークな精製の豆もローンチ致します。お楽しみに^^ それではまた明日!!!
トレーサビリティ(traceability)とは?

こんばんは、MAKOTOです。 最近、Barista MapのInstagramでは、REELやIGTVを使った映像を沢山UPしております。美味しいコーヒーの作り方や、日常の何気ない風景を載せたりしてます。是非ご覧ください! さて、過去のブログの中で、SDGsについても何度か書かせて頂きましたが、SDGsのように今はどの業界においても、着目しなければいけない大事なことが多々あります。その内の一つ、トレーサビリティ(traceability)について今日は書きたいと思います。 皆さん、一度は聞いたことがあるかと思いますが、これは物の流通経路を遡り、物が生産者の手から離れて消費者の手に届くまでが追跡できることをいいます。(廃棄の段階までを指すこともあります。) インターネットで何でも調べられる時代になってから久しく、身の回りの物の品質向上や、生活における安全意識の高まりから、自分が使う者や飲むものがどう作られ、どう手元に届くかを「知る」という概念が重要視されてきてます。日本は欧米諸国と比べるとどちらかといえばまだ気にされている方が少ないイメージですが、 コーヒーに限らず、食品、医療品、日常品などの幅広い分野で浸透し始めている品質管理に欠かせないシステムです。 特に遺伝子の組み換え作物や無農薬の有機農産物の需要の高まり、他にも牛肉や豚肉などでよく聞く産地偽装問題などから広がり始め、世界各国で取り入れられるようになりました。(日本では牛肉や米などのトレーサビリティが義務化されています。) コーヒーに置き換えて考えると、コーヒー豆の流通経路を追跡することで、消費者は安心してコーヒー豆を買うことができたり、業者の目線からも、購入した生豆等に問題があった場合、原因の特定を素早く行うことができ、他の産地・銘柄との差別化を計れることができるようになってきてます。 ですが課題もまだまだ多く、コーヒーのトレーサビリティを全世界で、全ての工程で実現させるためにはかなり高いハードルとなります。世界には貧しい農村の方も未だに多く、生産者支援が必要不可欠な農家の方も多いです。開示しなければいけない内容として、農園の栽培環境や、使用している肥料、農薬の種類、精製方法などなど、それら全てを査定するのにものすごい手間と時間がかかってしまいます。 スペシャルティコーヒーと謳うには、生産・精製・市場への流通に至るまでの経緯が明確になっている必要があり、「高品質」であることが問われるスペシャルティコーヒーにとって、安心に繋がるトレーサビリティは、切っても切れない関係にあることがわかります! 詳しくはまた次回のブログで記載したいと思います。 それでは良い週末をお過ごしください!!!
大人気のケニア KIKUYUも残り僅かです

こんばんは、MAKOTOです! 久しぶりに大阪は雨でしたね。強い願望ですが、春にはコロナも落ち着いて、みんなでお花見を普通に楽しめるようになってほしいですね! さて、Barista Mapの人気ラインナップの一つ、ケニアのKIKUYUが残り少なくなってきました。僕も大好きなコーヒーの一つで、ケニアらしい明るい酸味と、ジューシーなチョコレートのような風味、そして余韻の長さが特徴的なコーヒーです。浅煎りでも深煎りでも、その特徴を活かせるような上質な豆です。 農園もとてもユニークなところです。ナイロビから北へ200kmのところにあるケニア山で、650~700件にも及ぶ小作農家の手によって、丁寧に栽培されており、この「キクユ」という名前は、この地区に住む民族「キクユ族」に由来しているようです。 一般的に、黒土が肥沃、そして赤土は痩せた土地という印象がありますが、この地区では長い年月、昼夜の寒暖差の激しい気象条件などにより、テロワールが独自に発達している為、この地域で育ったコーヒーには引き締まった力強い風味があると言われております。その為、ニエリ地区は、コーヒー栽培に適した肥沃な赤土として知られています。 また、精選工程では、完熟した実だけをハンドピックし、収穫された当日にケニア山の丘のウェットミルに搬送。さらに徹底しているのが、パルピング前にもう一度選別を行い、完熟果実以外はここで取り除かれます。このケニア山地域は水資源に恵まれており、水洗には周囲を流れるきれいな川の水を使用しており、乾燥時にはアフリカンベッドで最低でも2週間天日乾燥され、脱穀後にスクリーン、比重選別を経て袋詰めされているようです。とても特徴的でプロフェッショナルな農園ですね。KIKIYUは残り少なくなってきました。 是非まだ飲んでいない方はお試しください!そして、新しいコーヒー豆がまもなく追加予定です。是非お楽しみに! それでは素敵な金曜日の夜を!!!
ミルクコーヒーの注ぎ方を論理的に理解する

こんばんは、MAKOTOです。 今月はとても有難いことに沢山の生徒様にマンツーマンクラスを受けて頂いております!!生徒様の夢や目標を聞いてると、自分たちもコーヒー業界を盛り上げ、進化させるために、もっともっとバリスタとして、そして経営者として成長しなければいけないな!と刺激をもらっております。 さて今日は多くの生徒様が興味をお持ちのミルクコーヒーについてです。海外ではWHITEと一言で表し、「ラテ」「カプチーノ」「フラットホワイト」の区別をしないところも増えてきております。ですが厳密にいえばミルクの泡の量で甘みや口当たりは大きく変わるので、違いを理解し注文に合わせてミルクの泡の量を調整できるスキルを身に付けておきましょう。特に一回のスチームで2杯分のコーヒーを作り、別のミルクピッチャーを使って取り分けて注ぐスキルは基礎中の基礎なので、今後海外に挑戦しようと考えている方は、感覚ではなく、論理的に理解して練習することをオススメ致します。 私たちのクラスでは、項目を細分化させて、ラテアートの注ぎ方を論理的に理解して頂くところから始めております。フォームドミルクとスチームドミルクの違い、エスプレッソとミルクの比率、各ミルクの特徴やどんな形状のミルクピッチャーをどのように持つと良いか、などの細かいところまでしっかりお伝えしております。これはなぜかというと、基本的なところをスキップしてしまうと、いざお客様にコーヒーを提供する際に、注文に合わせて注げなくなってしまうからです。忙しいお店ではなおのこと、コーヒーを的確に抽出、注ぎながら状況に合わせて動く対応力が必要になります。その時に必ず違いが出てくるのは基礎を身に付けているかです。基礎を疎かにすることなく、一つ一つを論理的に理解しておけば、イレギュラーなことが起きても対応できるようになれます。オンラインでは総合力を身に付けるために様々なことを教えさせて頂いております!ご質問があれば気軽にお問い合わせください!